【日本ワイン発祥の地】山梨県おすすめワイナリー5選

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日本ワイン発祥の地である山梨県には約80余りのワイナリーがあります。

歴史ある醸造所や新進気鋭のワイナリーから、おすすめのワイナリーを厳選しました。

こんにちは!manaです。

今回は、ワインがお好きな方にも、あまり飲み慣れていない方にもおすすめのワイナリーをご紹介します。

ワイナリーで春の訪れを感じながら、美味しいワインをいただきましょう!

お取り寄せもできるので、気に入ったワイナリーを見つけてご自宅でワインを楽しむのも良いですね。

日本ワイン発祥の地

明治3年に山梨県甲府市で山田宥教ひろのり詫間憲久たくまのりひさが、日本固有品種の白ブドウ「甲州」を使って、日本で初めてワインを造りました。

日本の風土に適したワイン用品種の開発や栽培方法の研究を重ね、日本ワインは発展してきたのです。

ワインに親しむ人が増えるにつれて、国内のワイナリーも増加し、多彩な品種が各地で栽培されるようになりました。

醸造家や品種などの個性が表れ、多様性に富んだ日本ワインは、海外のワインコンペで受賞するワインも増えています。

ワイナリーに訪れると、造り手の想いに触れながら、産地でワインを味わうことができて、さらにワインへの「好き」が高まりますよ。

おすすめワイナリー5選

シャトー・メルシャン

明治10年(1877年)に、シャトー・メルシャンの前身である日本初の民間ワイン醸造所「大日本山梨葡萄酒会社」が創立されました。

「世界に認められる日本ワイン」を造ることを目標に開発を進め、1966年の国際ワインコンクールで「メルシャン1962(白)」が日本初の金賞を受賞しました。

創立から140年以上にわたり、日本ワインの発展に力を尽くし、今も新たなチャレンジを続けているワイナリーですよ。

山梨県内と長野県内に3ヶ所ワイナリーがあり、それぞれ栽培している品種や趣が異なります。

勝沼ワイナリーでは約20品種のブドウを栽培し、地下セラーでは樽の中で静かに眠るワインや近代的な大型システムを見学することができます。

椀子ワイナリーは、和の趣で居心地の良いワイナリーで、東京ドーム約6個分の広大なブドウ畑で8種のブドウを栽培しています。

桔梗ヶ原ワイナリーは、とても小さなワイナリーで、年に数回しか一般公開されていませんので、必ず事前予約して訪れてくださいね。

シャトー・メルシャンには、豊富な種類のワインがありますが、勝沼ワイナリーのアイコニックワインとして知られているのが、「城の平 オルトゥス」です。

柔らかな酸味を感じた後、なめらかでエレガントな香りと味わいが口中に広がりますよ。

丸藤葡萄酒

丸藤葡萄酒は、明治23年に創業された歴史あるワイナリーで、自宅の庭でブドウ栽培を始めて以来、4代にわたってワイン造り一筋のワイナリーです。

海外で修業をした若い醸造家や、海外との技術交流も盛んに行いながら、試行錯誤を繰り返して醸造技術を進歩させてきました。

創業当時から大切に受け継がれてきたワイナリーを見学すると、120年以上の歴史と現在と未来を感じることができます。

現在は、ワイナリー見学を休止しているため、事前に確認してから訪れるようにしてみてくださいね。

毎年4月の地下貯蔵庫を利用した「蔵コン」では、毎年趣向を凝らしたアーティストの演奏を間近に楽しむことができるので、ぜひ開催してほしいですね。

丸藤葡萄酒のワインには、品質を極めたプレミアムワインもありますが、ワインを身近に楽しんでもらえるようレギュラーワインが高品質でリーズナブルなのでおすすめです。

熟した果実の味わいが口中に広がり、樽熟成によるまろやかな風味といきいきとした酸がアフターに残るワインには、肉じゃが、照り焼きなどの甘辛い醤油味の料理が合いますよ。

ルミエール

明治18年創業のルミエールは、『本物のワインを造るには本物のブドウを育てること』という教えを守り、最高品質にこだわりワイン造りを続けてきました。

格式と風格あるワインをつくり続けてきた伝統を築きながらも、ヨーロッパ品種の導入などのチャレンジも忘れず、至宝のワイン造りにこだわっています。

ワイナリーには、明治34年に作られた日本初のヨーロッパ型横蔵式地下発酵槽で、現在も使用されている「石蔵」があります。

現在も15名以下でワイナリー見学を実施しているので、ぜひ訪れてみてくださいね。

ルミエールの豊富なワインリストのトップに位置するスパークリングワインは、炭酸ガスを注入してでなく、瓶内発酵により自然に生まれる泡で造られています。

キメの細かい泡立ちと、和柑橘のような清々しい香りの甲州は、どんな料理にも合いますよ。

フリッターや揚げ物でも、スッキリした炭酸で、最後まで料理とワインを楽しむことができますよ。

機山洋酒(キザンワイナリー)

キザンワイナリーは、昭和5年に夫婦二人で自家ぶどう園のブドウだけを使ったワイン造りから始まりました。

良質のブドウで造られたワインをお手ごろな価格で提供することにこだわり、すべて辛口の厳選されたラインナップで提供しています。

ワイナリーは、畑の中を見ることはできませんが、店頭での試飲販売は行われています。

限られたスタッフで運営されていることから、事前連絡してから少人数のグループで訪れてくださいね。

フレッシュな酸味を感じさせ、後味はすっきりとした余韻が長く続くキザンワイン(白)は、照り焼きや煮物、味噌を使った料理などとの相性が良いですよ。

甲斐ワイナリー

天保5年(1834年)に酒造業を創業し、昭和61年(1986年)に甲斐ワイナリーを設立したという歴史のあるワイナリーです。

創業以来の伝統と技術に新風を吹き込みながら、日本人の繊細な味覚と食文化に合う上質なワイン造りを目指しています。

元々、日本酒を醸造していた蔵をワインの貯蔵庫として使用するなど、新たなスタイルを確立していますよ。

事前に予約すると自社の畑や醸造場を案内してもらえます。樹齢の高いブドウ畑を見学させてもらえますよ。

樹齢60年ほどの古樹から収穫できる甲州100%で造られた辛口の白ワインは、力強く綺麗な酸が特徴です。魚料理やさっぱりとした味付けの肉料理にも相性が良いですよ。

まとめ

日本ワイン発祥の地、山梨県のおすすめワイナリーをご紹介しました。

明治時代に初めて日本ワインが造られた頃より醸造している歴史のあるワイナリーが多いですよね。

今でこそ日本ワインは価値や品質が世界にも認められていますが、始めた頃の苦労は計り知れないですね。

造り手の想いが込められたワインを、ぜひワイナリーで飲んでみてくださいね。

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